「プロ奢ラレヤー(中島 太一)がウザい」と先輩がうるさいのでどんな人か調べてみたら、別にウザくなかった
「プロ奢ラレヤーって知っているか?」
会社の先輩が鼻息を荒くして聞いてきたので、知りませんと答えると
「こういうナメたやつ(プロ奢ラレヤー)嫌いなんだよ、おれは!」
と苛立ちを隠せずにいました。
その先輩の姿をみてプロオゴラレヤーさんに興味が湧いたので調べてみることにしました。
プロ奢ラレヤーとは「人のお金で生きるプロ」。
「まず最初にプロオゴラレヤーってなんだ?」という疑問を解消すべくググってみたところ、プロ奢ラレヤーの中島太一さんがabema TVで取材を受けたものがyoutubeにアップされていたので早速確認してみた。
プロ奢ラレヤーである中島さんは住所不定で特定の住処がなく海外を含めて転々と移動しているとのこと。
で、毎日twitterでおごってくれる人を募り食事代と宿代を誰かしらにおごってもらっているとのこと…
ぷんぷんニオってくるぞ、チョットやばいやつ臭が!
abema TV出演のプロ奢ラレヤー中島太一さんの印象
動画をみてもらうのが一番早いが、風貌はサンダルにニット帽をかぶって少しぷっくらした体型。
たとえるならアクセサリーを売っている露天商で
「平和最高、peace, メーン」
とかつぶやいてそうな、そんな感じ。
ふざけずにまじめに印象を語らせてもらうと、あどけない表情のなかに若者特有の緊張を生意気さで表現するようなところが見受けられた。
プロ奢ラレヤー中島太一さんが奢られる姿
オゴる/オゴられるという関係は世の中の「ふつう」のイメージだと↓ですよね。
出典:僕だけのvalue
番組では中島プロが奢られるシーンもあり、
なかじまくんよ、がっかりさせてくれるなよ?
まさか上の画像のようにまゆ毛を八の字にし腰の低いところなんて見せてくれるなよ?
と鋭い眼光を光らせながら奢られるシーンをみてみると、期待通り腰の低さゼロの世間一般で言うところの行儀の悪い子でした(笑)
奢ってくれている人のまえで
「他人の金で食うナポリタンはうまいっすね」
と話をしながら肘をついてナポリタンをすする姿は傲慢なBIG BABYにしか見えない。
プロはやはり違うぜ!
プロ奢ラレヤー中島太一に奢る理由
abema TVの番組内ではプロ奢ラレヤー中島さんに奢る人に奢る理由を聞いています。
その理由とは、
「純粋にただ単に興味があった。ブームにのっかりたい。気になった。」とのこと。
ひとつのエンタメなんでしょうね。
たとえば、ナポリタンで済むんだったら安いお金で「twitterでちょっとした有名人に奢ったぜー」と言えるし、さらに会話が有益なものであれば安いもんですよね。
なかなかよくできた仕組みだぜ、メーン。
プロ奢ラレヤー中島太一の生きる哲学
番組内で生きる哲学について聞かれた中島プロは
「楽したい、あんま何も考えてないっす」
と答えており、将来についても
「ぼくはまだ21なので。将来とか考えてないっすね。どうでもいいんで。たぶん死ぬでしょう。どっかで。」
と答えており(本音だとすると)場当たり的に生きるるろうの民、すなわち
るろうに太一でござる
なわけだ。
ま、中島プロのtwitterとかの発言をみる限り、世間のセオリーに惑わされず論理的に物事をとらえる人なので「なにもかんがえてないっす」という幼稚な発言どおり本当になにも考えていないわけではないと思う。
ただ昔と違い情報技術が発達したことにより流行のサイクルが早くなったことで、サービスや商品の陳腐化が加速度的に速くなっているなか、
「きみは20年後なにをしていたいか?」という質問はナンセンスになりつつあるとぼくは考える。
こんな考察をしても結局真実は中島プロのなかにしかないのだからアレコレ言っても仕方のないことなのだが。
個人的な希望を言うと
るろうに太一でござる
であってほしいでござる。
柴田阿弥が番組内で泣かされる?
番組のアナウンサー柴田阿弥さんが番組の最後のほうに悔しさで涙を流してしまいます。
中島プロの考えとは相容れない部分が番組内で多く見受けられ、
取材を受ける中島プロがガムを噛んでいたことに対して
「インタビュー答えるときはガムを出さないとダメです」と言ったり、
「奢られたらその分たのしませなきゃとか私は思う」と発言しており中島プロと真逆の考えの持ち主だったため番組の最後らへんで収録中に中島プロが
「(番組収録が)あきてきた」
とツイートしたことに関して
「この企画を作るためにスタッフさんがどれだけの時間を割いて、どれだけの労力を割いてやってくれたのかとかを言うとどうせ私はウザい女なんですよね、きっと…」と悔しさで涙を流してしまいました。
よ〜く気持ちはわかりますが、番組の目的は多くの視聴者の目にふれることなので中島プロが飽きてきたかどうかなんてどうでも良いことなんですよ。
中島プロはもはや「るろうに太一」の領域でぶっとんでいますが、一方で
「かくあるべき論者」もいきすぎると生きるには窮屈でくるしくなるのでもう少しゆるくできたらいいですね。
印象的だったのは、声が小さいので聞き取れないかもしれないですが、泣きだしてしまった柴田阿弥さんにたいして「攻撃しているつもりはないんで、ごめんなさいね」とフォローしてるんですよね。
結構るろうに太一もきっと理解されづらかった人生でEasyではなかったと思いますよ。
感覚が人と違っているのってつらいですからね。
視聴者の多くは「なんだこの無礼なやつは!けしからん!」って思って、「こうあるべき」にあてはめようとする。
自分も感覚がずれているせいで苦労しました。
小学校3年生の時に「ふつうになりたい」という作文を書いて新聞に載ったくらいですからね。実は変人は自由に生きているようで、わかってくれる人が少ないのでつらいんですよ。
共感してくれなくて良いからいじめないであげてほしいでござる!